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やった後悔よりやらなかった後悔の方が大きいのはなぜ?

選択の瞬間

「あの時、○○しておけば良かった…。」と過去の行動に振り返る時があります。
過去の事は変えられないとわかっていても、後悔している自分が情けなくなる。このように「やらないで後悔する大きさ」について実際の実験結果もでているようです。

やらなかった後悔は大きさが違う?

「やった後悔」より「やらなかった後悔」の方が大きい傾向があるという実験結果が、ボストン大学の心理学者アベンドロスの心理実験で報告されています。
その実験では旅先で“お土産を買った時の後悔”と“お土産を買わなかった時の後悔”を比較すると、買わなかった後悔の方はポイントが高いという結果がでました。
「やった後悔」より「やらなかった後悔」の方が引きずり、何倍も心に残るのでしょう。このような選択は生活の中にありふれています。

後悔したこと

例えば大人になって学生だった頃を思い返し「もっと勉強しておけばよかったな」と思う瞬間があります。
コンサルの仕事をしているのですが、必要な数字の計算が多いため、数字に強いと根拠のある提案ができるので有利です。学生の頃にもっと数字に慣れておけばもっとスムーズに仕事ができると思いました。
恋愛面だと過去の恋人の関係にも後悔しています。バイトや友達優先の日々が続き、恋人との時間をおろそかになった時期がありました。そんな状態が続き、最終的には別れることに…。一度恋人と離れてから恋人の大切さに改めて気づき、後悔した恋愛もあります。

これまでの経験を思い返すと、選択に悩んだ時や人生の分岐点で悩んだ時など、やらない理由を探す必要がないと改めて感じました。
「結果がわからないまま物事が終わってしまう」のは後悔につながるからです。とはいえ、やみくもになんでも挑戦しよう!という話ではありません。「自分で選んだ」という過程が必要だということです。
結果的に失敗し後悔しても、挑戦した経験が得られます。自分で決めたことは正解と言えるでしょう。

選択するといっても…。

「自分で決めた!」と思っていても、選択したようで選択をさせられているケースも世の中には溢れています。例えばデパートで買いものをする際に「今だけ!」や「期間限定!」などのセール商品。今買わないと損をして後悔が残りそうですが、家に帰って考えるという選択をとって買わないように気をつけるのも選択の1つです。

まとめ

自分で決めた選択に自信が持てると「くよくよしている時間はない!」という気持ちになります。一度きりの人生ですから、後悔があっても挑戦ある人生を送り、失敗も一つの結果として味わいたいものです。