世の中には色んな人がいるものです。
毎日のように他人の悪口を言っている人が一定数いますが、悪口を聞かされても困りますし、どう対処すればいいのか悩みますよね。
いったいなぜ、彼・彼女らは悪口ばかり言っているのか、その心理と上手な対処法をまとめてみました。
悪口ばかり言う人の特徴と心理
悪口ばかり言う人には、共通する特徴があります。彼・彼女らは、他人のことを話すときネガティブな内容をネガティブな口調で話しています。1つの事実に対しても、ありのままを言うのでもなければ、褒めることも当然しません。言葉だけ見ると褒めているように思える言葉でも、口調や強調の仕方がネガティブな表現だったりと、注意深く見てみるとその共通点に気づけます。
悪口ばかり言う人の心理の中には、彼・彼女ら持つ「~~すべき」「~~であるべき」持論に、他人も従ってほしいという願望があります。理想が高く許容できる範囲も狭いため、少しでも自分の理想に沿わない他人に対して悪い存在だと認定してしまうのです。
悪口ばかり言う人自身はどうかというと、自分自身の生活水準やステータスは理想と比べて低いことが多く、自分または社会に対して強い不満を抱えています。自分自身が理想を満たせていないため自信を持てず、他人のせいにしたり攻撃したりする姿勢がより強くなってしまうのです。
悪口ばかり言う人の対処法
悪口ばかり言う人への対処法として、まずやってはいけないことを説明します。
それは、「相手の言うことに同調する」ことです。止まることなく吐かれ続ける悪口に対して、だんだん反応するのも面倒くさくなってくるものですが、だからといって「同調」してはいけません。同調したが最後、悪口ばかり言う人はあなたのことを仲間だと認識し、さらに悪口を言ってくるようになります。自分の主張を受け入れてくれる人が見つかったと思ってしまうため、一番やってはいけない対処法となります。
上手く付き合うコツ
悪口ばかり言う人と付き合うのは骨が折れますが、会社の同僚や友達グループの1人だったりするとそう簡単に縁を切れないので、上手く付き合えるよう工夫する必要がありますよね。彼・彼女らと上手く付き合うコツは、ずばり彼・彼女らの自身のなさに対してアプローチすることです。悪口を言うのは自信がない表れなので、持っている不満や怒り、不安などに寄り添って言葉をかけてあげることで、悪口の共犯にならずに上手く付き合えるようになります。
悪口ばかり言っていることを批判・否定するのは火に油をそそぐことになるので、おすすめはできません。彼・彼女らの悪口ぐせを直そうとするのではなく、上手く付き合えるよう工夫することが大事ですね。